立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光(本社・富山市)と、となみチューリップフェア=写真は昨年=が開かれる富山県砺波市の合同キャラバンが3月22日、東京の観光経済新聞社を訪問。この春のルートの開通やフェアの開催、新たな企画をPRした。
今年のアルペンルートは4月15日に全線開通。同日、恒例となった「雪の大谷フェスティバル」が開幕する。フェスティバルの前半(5月21日まで)は、「雪の大谷ウォーク」を楽しんだ後、雪景色を眺めながらゆっくりくつろげる「立山ユキテラス」の設置(土、日、祝日限定)、後半(5月22日~6月25日)は富山県在住のフォトグラファー、イナガキヤストさんと巡る初夏のフォトスポット散策など、時期ごとに新たな企画を用意。
となみチューリップフェアは4月22日から5月5日までの14日間開催。21万本のチューリップによる大花壇の地上絵や、昨年新設された円形花壇、アルペンルートの「雪の大谷」をイメージした「花の大谷」など、会場全体で趣向を凝らした展示を行う。花束をモチーフにした高さ26メートルの「チューリップタワー」は、2021年にリニューアル。場内の花壇を俯瞰するほか、遠く立山連峰まで望む人気のスポットで、フェアのシンボルとなっている。
「300品種、300万本のチューリップによる色彩のシンフォニーを感じていただけます」と2022プリンセスチューリップの大塚由香子さん。